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ブタよブタよ!ブタさんよー!
2023年08月28日
土曜日に、当院の研修医、若手外科医と共に、摘出ブタ肺を利用した、肺葉切除トレーニングを実施しました。その名も
「飛騨 呼吸器サージカルセミナー」!
朝の10時から、夕方まで、摘出された子豚の心臓.肺を肺がんの術式に沿って切除するトレーニングに明け暮れました。
ええ、とっても疲れましたよ。でもね、若手のまだまだ修練中の医師が患者さんの肺血管を触ることはできませんので、こうしてトレーニングに日夜励まなくてはならないのです。
トレーニングには、臓器などを使わないドライラボから、このように摘出された動物の臓器を使ったウェットラボ、そして実際に生きている動物の臓器を摘出する、アニマルラボなどがあります。これら様々なトレーニングを行い、最終的な患者の手術を実際に執刀することになります。
明らかにトレーニング不足の場合には、すぐに執刀は中止し、執刀医交代になります。
当院ではまだ小生以外は、肺の解剖学的な切除手術(肺葉切除など)を、していただいてませんが、いずれ若手の先生にも、してもらう日が来るかもしれません。それまでに深い修練としつこい学習の日々が続きます。
お帰りなさい!阪下先生!
2023年07月20日
高山赤十字病院に、今年の4月から呼吸器内科専門医の新しい先生が入職されました。
阪下健太郎先生! 写真の前列真ん中です。
高山市の出身で、斐太高校、岐阜大へと進学、卒後高山赤十字病院で研修医2年間を過ごされ、その後、東京でキャリアを積まれた呼吸器内科専門医です。
久美愛病院の呼吸器内科外科、高山赤十字病院放射線科の伊東先生とみんなで、歓迎会を先月させていただきました。飛騨地域へご家族とUターン移住され、今後末長く、協力して診療にあたって行くことになります。
飛騨地域の呼吸器内科医は、合計五人!小生は呼吸器外科医!放射線科治療医も揃えば、だいたいのことはこの地域で完結します。もちろん機材的な限界はありますが。
ちなみに小生はこの写真を撮る直前に救急患者の相談で病院へ呼ばれて写っていません。Tボーンステーキがぁぁぁア!
今後も飛騨地域へ帰ってきてくれる先生が増えるんではないでしょうか。飛騨地域出身の医者はかなりたくさんいます。早いもの順ですね!
みんな早く帰っておいでよ!
Posted by ChestSurgeon
at 20:35
│Comments(0)
飛騨呼吸器センター 発進!
2023年07月18日
久美愛病院の呼吸器外科・呼吸器内科をチームとして動く 飛騨呼吸器センターを開設しました。
これまでコロナ病棟だった当院の5階北病棟を、呼吸器全般を扱う呼吸器センターとして、設置されました。肺炎など呼吸器感染症、肺癌薬物療法、びまん性肺疾患などを主に取り扱います。肺の手術患者さんはこれまで通り、5階南病棟での入院となります。
まずはこの4人でこの病棟を盛り上げていきたいです。
ちなみにこの木のサインボードは、Fab cafe HIDAさんでレーザーカッターで作成してもらいました。飛騨らしくて素敵です。
桃園の誓い!そしてジャズフェス!
2023年05月25日
久しぶりに家族とランチに出かけました。
炒飯の美味しい店にハズレなし!
麻婆豆腐がとても美味しかったですが、炒飯もちゃんと美味しかったですね。炒飯の美味しい店にハズレなし!
この2品だけで、いい感じです。
ちなみに息子は、この店の名前は桃園の誓いとは関係ないのかと、ぶつくさ呟いてましたが、「我ら生まれた時は違えども、死ぬ時は同じ日同じ時を願う」
などという物騒なお話とは一切関係があるわけないだろうと詰めておきました。
ジャズフェスのためにわざわざ、高山に帰ってきていたのですが、初めてのジャズライブを思いっきり楽しめたようで、こちらも大変結構なことでありました。
高山でジャズライブってなかなかないですもんね。
これから、徐々に音楽ライブも楽しめる時代になってきましたね。
黄色い帽子のおぢさん 登場
2023年05月17日
好奇心の強いおさるさんのアニメとは一切関係はありませんが、決して怪しいものではありません。
交通安全協会の係で、朝の交通整理に行ってきました。見た目は大変怪しくカッコ悪いけど、仕方ありません。ルックスで得したことのない人生です。いまさらです、ええ。
田舎とはいえ、朝の通勤、通学の時間帯は結構な数のクルマ、人、自転車が交差点を行き交います。
そして、かなり危ないです。
気になったことがたくさんあります。
みなさん、横断歩道横に歩行者が立ったら、自動車は一旦停止しましょう。
自転車は降りて道路を渡るなら、横断歩道を通りましょう。乗ったまま横断するなら、そのまま横断歩道には侵入せずに渡りましょう。
あとですね、おはようございますと言われたら、あいさつくらい返しましょう。サングラスしたおぢさんも人間です!
歩行者は横断歩道を通って道路を渡りましょう。
止まってくれない車も時々いるので、左右くらい自分でも確認しましょう。自転車も同様です。
みなさん、ご安全に!!ほんと交通事故で病院に来る人多いですから!!
交通事故死ほど、むごいことはありません。いつも突然ですから。
免疫治療薬の警鐘
2023年05月15日
当院のオフィスから虹が見えました。
JAひだから虹が乗鞍にのびていってます。我々はオズの魔法使いに出てきたドロシーのように、どこか魔法の国へ飛ばされてしまうのでしょうか。絶対に嫌ですね、映画は大好きですが、小生にとっては飛騨が夢の国なので。
さて、最近、国立がんセンターでの臨床試験で死亡事例が相次ぎ中止になったとニュースになりました。
https://www.ncc.go.jp/jp/information/pr_release/2023/0428/index.html
昨今、肺癌では、抗がん剤に免疫治療薬を組み合わせる治療が開発され、かなり効果を上げています。
各社かなり力を入れており、ステージIV肺癌での第一選択となりつつあります。
しかし、どの組み合わせが最も良いのか、比較した報告がなく、国立がんセンターなどが中心となって、全国で臨床試験が行われているようです。
今回、中止となったニボルマブ・イピリムマブは、実際当院でも使用していますが、副作用がかなり強く、なかなか継続が難しい薬です。これにさらに抗がん剤を組み合わせた治療となると、免疫のアクセルとブレーキを同時に強力に踏んでいる状態ですので、副作用対策がかなり難しくなります。
一方で免疫治療薬はがんに対する効果もかなり強く、肺癌のコントロールもかなり良くなってきています。
免疫治療薬(免疫チェックポイント阻害薬)は、ニボルマブという薬が、はじめに開発され、京都大学の本庶先生がノーベル賞を獲得されたことは記憶に新しいと思います。
本庶先生自身は、免疫治療薬のみをまずは推奨されており、免疫力を低下させる抗がん剤との併用は、否定的なご意見だったと思います。
ニボルマブとイピリムマブ、今回の件で評判を落としてほしくはないのですが、やはり抗がん剤との併用については、小生も否定的かなあと思いました。
Posted by ChestSurgeon
at 21:05
│Comments(0)
再訪!池が原湿原
2023年04月29日
水芭蕉が丁度見頃でしたね。軽くおにぎりを持ってピクニックがてら行ってきました。塩谷トンネルが開通してますので、車でのアクセスもかなり良くなってました!
問題はトイレで、山に入る前の宮川考古民俗館であらかじめ済ませておく必要があります。実は先週に行ってきたので、まだ開館しておらず。トイレ環境を考えると長居はできませんでした。今週からすでに開館はされてるはずですが、トイレが近くにないプレッシャーはありますね。しかし、車椅子や足の悪い人でも通れる通路が整備されており、間近な自然を気軽に楽しめるポイントです。
リュウキンカもとてもきれいでした。
こうした自然が本当に身近にあると、天気の良い日を選んで出かけられるので、ありがたいものです。
移住しないと、これは味わえないかも。ウフフ。
学会施設認定、ゲットだぜ!
2023年04月28日
認定証ドヤ顔です。
昨年秋に申請してあった、呼吸器外科専門医研修(連携)施設認定証書が最近ようやく送られてきました。
この認定施設になることで、これから専門医を目指す外科医が経験した症例が、呼吸器外科専門医申請に際して、手術経験症例として提出ができると言うわけであります。
何が言いたいかと言うと、とにかく若手の呼吸器外科医の教育施設として認められました、というわけです。ですので、呼吸器外科専門医をまだ持っていないけど、将来呼吸器外科専門医をまったり目指したいと言う、(特に飛騨出身の)そこのあなた!ぜひ一緒に飛騨高山の為に働いてみませんか?我々はいつでもお待ちしております。
飛騨地域唯一の呼吸器外科を開設してはや3年。嬉しい…。こんなドヤ顔になってしまうわけですよ。
ちなみに左後ろに貼ってあるのは、今年の呼吸器外科学会総会のポスターです。今年は何と新潟開催…。高山からどうやって行こうか…。電車、自動車、飛行機などなど。移動が大変です。まだ演題採択されてませんが、臨床研究やったし、もう行く気満々です。
MAD MAXな起こし太鼓
2023年04月20日
写真は古川まつりDay1朝一番の子ども歌舞伎の様子です。
舞台の周りではこのように、若い衆がこどもがぢめんに落ちないように待ち構えてます。正面からはNHKのカメラも取材に来られててもしかしたらニュースで見られた方もいたかもしれません。ちなみにテレビ局のスタッフでおひねりをくれた方はみる限りではいなかった気が。皆様のNHK…受信料は払ってるのに。
小生は19、20日と有給を取り、古川まつりに出ました。今年は出役はなく、生まれて初めての起こし太鼓に、年甲斐もなく、つけ太鼓として参加しました。
うち起こしの高揚感、規模は小さいながらも本格的な押し合いもあり、大変でしたが、満足です。
いわゆる古川やんちゃを身体で体験した呼吸器外科医は、小生が本邦いや、銀河系でも初めてではないでしょうか。
仲間に助けられ、転びながらも何とか見知らぬ人たちに助け起こされながら最後まで完走できたことは、貧相な小生にとって異次元の体験です。
さらし姿の男たちのラッシュは、まさに怒りのデスロード。
終わった後は、風呂で痛みに絶叫し、夜もほとんど眠れませんでしたが、強烈な刻印が心に刻まれました。
Posted by ChestSurgeon
at 20:43
│Comments(0)
つけ太鼓はこうして作られる
2023年04月16日
すでに、つけ太鼓に参加することが確定していますので、つけ太鼓の縄を巻く作業に参加しました。
20代の若者に混じらせてもらい、巻く作業をお手伝いしました。写真右奥では、諸先輩がその作業を指導しながら、ビールを嗜まれております。
この縄巻がとても難しく、みんな、外内に巻いたり、締め付け過ぎたりと試行錯誤を繰り返して、徐々に巻いていきます。きっちりと強く巻かないと、つけ太鼓に乗れなくなってしまいます。町内のこけんに関わります。さらに棒の端にフェルトのクッションを巻いた上で、サラシで保護した上で糸で縫い付けると言う、これまたかなりの手間をかけて、びくともしないつけ太鼓が、約4時間ほどで完成しました。つけ太鼓が完成した頃には先輩たちも出来上がってます。出来上がったらみんなで担いで、実際にトンボも試行されました。
これかなり高くて、よくこんな高さまで登るよなあと、感心してしまいます。
ちなみに町内の若いお兄さんたちは、なかなかのナイスガイ揃いです。
つけ太鼓が出来上がって、街中に掛け声が響き渡り、いよいよ祭りが来たなと実感した次第です。
起こし太鼓、楽しみですね!
Posted by ChestSurgeon
at 21:59
│Comments(0)