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服を着て、出かけよう!
2022年02月13日

可愛い雪だるまです。トトロらしいです。
この後、雪がまた降ってきて埋もれてました。
最近、入院してくる方の中には、ワクチンを未だに接種してない方が結構いらっしゃるそうです。
明らかに、未接種の感染者は肺炎しっかり出やすいです。不思議なことに、未接種の感染者でも標準的な治療は希望されるようです。
RNAワクチンはダメでも、モノクローナル抗体や、RNAアナログ、JAK TKIは、OK! でもワクチンはダメだと。
…。まあ、接種する、しないは個人の自由ですし、未接種者の治療についても、みんな黙ってやってますけど…。ジャングルを裸で歩いて怪我しておいて、治してほしいと言われたら、ちゃんと服着てジャングルに行ってくださいねって思いますよね。
ジャングル行かないんならば、服着なくてもいいかもしれませんけどね。
未接種の理由を聞いても、ほとんどの方が、はっきりと理由を教えてくれません。家族が拒否したからとか、知り合いが調子悪いからとか、的を得ない理由のようです。また、今後,接種してくださいねと、お勧めしても、拒否される方が多いようです。意固地ですね。
今後、こういう方たちが再感染して入院してきても、公費で治療をすることについて、議論があって然るべきですね。
オミクロン株が弱毒化してるように見えるのは、ワクチンのおかげです。
ワクチン未接種の方は、高齢者では特に、普通に肺炎になります。
2回接種しても感染はしますが、細胞性免疫は長期間保たれているため、感染後の免疫反応がしっかり起きて、重症化をある程度防いでくれるようです。https://www.nature.com/articles/d41586-022-00214-3
https://www.sciencedirect.com/science/article/pii/S1931312822000397
いっぽう、ワクチン未接種の方では、何度も感染される方がいますが、通常の感染では、十分な免疫が出来ないことも知られてます。
もし、まだ未接種の方で、PEGポリエチレングリコールの過敏症のない方は、早めに接種してください。
3回目のブースター接種について、現在進んでいますが、接客業、飲食店や、高齢者施設スタッフ、保育園職員、学校職員、救急隊、警察官などは、積極的に接種してください。当院の職員では、半数以上の方で発熱倦怠感などの副作用があったようですが、やはり2,3日以内に回復してます。ただし、感染予防効果は半年程度。次の流行期にまたブースター打てと言われるかもしれないので、憂鬱ですね。ぶっちゃけ、小生は今年、4回目打てと言われても、来年に延期したいなと思います。
高齢者のブースター接種については、副作用の発熱でかえって食事が取れなくなりそうな方などはむしろ避けても良いかもしれません。逆に、これまで発熱しなかったのならば、打っておいても問題ないかもしれません。副反応ないと…免疫が得られてるのか不安にはなりますけど。
今後5歳以上のこどもへの接種も始まると思いますが、ほとんどのお子さんで、肺炎は見られませんので、お子さん本人へのメリットはあまり感じません。子どもは、感染してもしっかり免疫ができるようです。https://www.nature.com/articles/s41590-021-01089-8 一度感染したお子さんにはワクチンは不要だと考えます。
高齢者と同居している未感染のお子さんでは、打っておかれてもいいとは思いますが、議論の余地があると思います。仮に、今後、新たな変異株により、子どもも肺炎を来しやすくなったときには、子どもへのワクチン接種も、重要な選択肢になり得ます。
自宅療養、こんな時には気をつけろ!
2022年01月31日

あいかわらず、スッキリしない天気が続きます。病院の医師の詰所(医局)からも、最近は乗鞍岳が見えません。
先週末から、新型コロナで当院に入院される方の殆どが、老人施設からの入院となってしまいました。もともと、重い持病のある方が多いので、できることも限られてますし、予後も良いとはお世辞にも言えません。
で、コロナ陽性者のCTを読影してて、気づいたのですが、以前と比べて、高齢者でも肺炎をきたす人が、明らかに減りました。ところが、画像的にウイルス性の肺炎が目立たないのに、呼吸状態が少し悪い方も散見されます。
当院の受け入れ患者が、かなり高齢化してきてますし、ホテル療養も満員のようですので、自宅療養をされてる方も一定数いると思います。
保健所から、酸素飽和度計が貸し出されているとは思いますが、意外と上がったり下がったりするものです。基本的に、安静で上向きで休んでる時に測ってみてください。また、熱が上がると酸素飽和度は下がります。酸素飽和度はあくまで目安です。多少数値が下がっても、あまり息苦しく感じないこともあると思います。
酸素化の目安に、一分間の呼吸回数があります。これは、時計があれば誰でも自分で測れます。成人の場合、安静時の1分間の呼吸回数が20回/分以上あると、無意識に呼吸苦を感じていると思われます。
この呼吸回数が20回を超えているのに、酸素飽和度がやや低め(95%以下)の場合、病状の進行の恐れがあります。
また、通常発熱は3,4日で治りますが、5日以上38度台の発熱が続く場合は、肺炎が始まってる可能性があると言えます。保健所のスタッフに、医師の診察を要求してください。
こどもの自宅療養に賛成!
2022年01月07日

ご存じの方もいると思いますが、当院には、小児科の常勤医はいません。こどもの感染者は、なぜか当院に入院させることになっていますが、その場合は、小児科医師が日中のみ院内に待機していただいてます。日赤の先生には、行ったり来たりで大変な負担だと思います。
現在、ワクチン未接種の新型コロナのオミクロン株感染者は、PCR陰性になるまで退院できないことになってます。
11歳未満のこどもたちは、当然未接種ですから、オミクロン株感染が明らかになると、長期入院となる可能性があります。
同居の家族は、すでに退院できるのに、こどもが退院できなければ、親子同室で、親も入院継続となる可能性があります。
もう、軽症が多いことはわかってますし、併存疾患などのハイリスクの患児以外は、自宅待機でいいのではないでしょうか。
うちに帰りたいのに帰れないのって、切なくないですか?病院から夕日に照らされた乗鞍見てて、お迎えがなかなか来なくて、帰れないこどもの頃を思い出して、ちょっぴりしんみりとしました。
追記です。退院基準が緩和されました。オミクロン株かどうかに関わらず、すでに従来の退院基準に戻りました。検査陰性は、退院に必要ではなくなりました。
コロナ、自粛疲れなあなたへ
2021年09月10日

写真は以前伺った某医院の発熱外来です。
何と、大きな土蔵が発熱外来になってます!
風通しの問題はありますが、隔離する場所としては、完璧だと思いました。
先日、外来で患者さんに、「久美愛病院はコロナの患者さんでいっぱいなんでしょう、大変ですねえ」と、労われてしまいました。苦笑いで、ぶっちゃけ告白します。
第5波では、当院のコロナ病棟のベッドは、一度も埋まりませんでした。埋まるどころか、稼働率は5割を切ったり切らなかったりでした。補助金詐欺とか言われかねないですね。しかし、当地域では自宅療養の方もいなかったのではないでしょうか。
これも全て、高山観光ホテル様、高山赤十字病院様、下呂温泉病院様のおかげでございます。
そしてお盆が過ぎてもうすぐひと月経ちますが、高山市内では感染者数は下火になってると思います。飛騨市内、下呂も少ないですね。
息苦しい自粛自粛もあと少しです。小生は10月は飲みに行こうと思ってます。ワクチンの接種率が上がることで、飛騨はこれから安全な街になると信じています。年末は第6波がやってきます。おそらく保育園幼稚園などの未就学児が、感染の軸になる気がします。それまでに早く息抜きしたいですね!
短い秋を満喫したいモノです。
自宅療養という禁じ手
2021年08月25日

写真は先日、家族と一緒に宇津江四十八滝です。大雨からしばらくたって落ち着いてるかなぁと思ったら、まだまだ曝滝です。朝から出かけましたが、ほとんど人に会いませんでした。密を回避して、他の人たちの裏をかくというのは、ある意味すがすがしいものです。
滝は迫力があるし、涼しいし、水しぶきもすごいです。涼しい日が続いてますが、飛騨の夏は2週間というのは、今年は本当でしたね。我々の夏は終わりました。田んぼを見れば、稲がこうべをたれ始めています。
今のところ、飛騨地域では自宅療養の若い患者さんは、(たぶん)いらっしゃらないと思いますが、美濃地方などでは、自宅療養が開始されています。東京では、すでに中等症以上でも、入院治療を受けられない方が報道されています。東京とその周囲は医療崩壊といってよいでしょう。
飛騨地域で自宅待機となる方を想定すると、30歳未満、持病なし。自立生活可能、という線じゃないかと思います。30歳未満ならば、大丈夫か?ということですが、我々のこれまでのコロナ診療の調査では、30歳未満でも、血中の酸素飽和度が一時的でも低下したり、CTで肺炎を認めたりといった、中等症Iとなる方が半数近く認められます。発熱に伴い、一時的でも血中の酸素飽和度が低下する方がいるわけです。下の図は第4波までの当院の新型コロナ入院患者の年代と重症度・死亡数をグラフにしたものです。現在は、ワクチン接種を受けた65歳以上の患者はほとんど発生しなくなりましたので、70歳以上を無視してみてもらってもいいと思います。

第4波までは、40歳未満では、中等症II(酸素吸入を要する重症度)となる方は発生してませんでしたが、今回の第5波では30代でも中等症IIとなる方が発生しています(Data not shown)。第5波の中心はデルタ型変異株ですから、病原性が増したと推察します。ただし、2回接種後に感染した患者さんは高齢であっても、第5波では、重症患者は発生していません。
一方、自宅療養が予想される、比較的若い世代の感染者は基本的に新型コロナワクチンが未接種の方です。
現在、新型コロナに罹患する人達は、子供を含めた家族まとめての感染が多く、両親が30代、40代であるうえに、喫煙者など健康志向に乏しいかたも多いです。喫煙などは、新型コロナ肺炎の増悪リスクでもあります。
以上より、自宅療養中の感染者の中には、ワクチンも接種してもらえなかった上に、治療も放り出されていると感じる人が、いてもおかしくありません。こういう自宅療養の方たちが、本当に自己隔離を守れるか? 小生は、はなはだ疑問です。 現在、首都圏を中心とした感染者数はなかなか、減少してきません。これが意味するものは、隔離政策が破綻していることや、無症状患者のスプレッダーが補足できていない可能性を示唆しています。感染者数が膨大になれば、変異株発生のリスクも高いです。自宅待機ゼロが破綻している岐阜県も他人事ではないなと、そろそろ実感しています。
ワクチン未接種の方は、まだまだ大勢おり、この方たちが新型コロナ感染リスクに、さらされています。未接種の接客業従業員の感染も目立ちます。ワクチンの接種を急ぎましょう。濃厚接触でないと判定されたが、のちに陽性となる方も、ちらほら見かけます。濃厚接触でないと判定されても、体調に不安があれば、早めにPCR検査を受けてください。ワクチン接種のチャンスが、まだない人は、フェイスガード装着(一応、エビデンスがあります)、会話に時間をかけない、アルコール消毒していない手で顔を触らないなど、今できる予防策が必要です。
再考:コロナ流行中での肺がん治療は、どうする?
2021年08月24日


写真は改装した自宅の土蔵のキャットウォークとそこで遊んでる猫たちです。
わざわざ梁をキャットウォークにしたのに、遊んでくれなかったらどうしようとヤキモキしましたが、何とか気に入ってくれたみたいで何よりでした。
さて、新型コロナ患者の新規感染者が出続けている毎日ですが、今のところ、当院の新型コロナ病床の稼働は約半数程度と第4波と比べると落ち着いています。5月の時点では、なかなか宿泊療養施設の開所が始まらなかったことや、隣の日赤病院のコロナ病床が工事中であったため、飛騨全体でも60~70床程度しか受け入れ容量がなかったことが影響していました。第5波では、早々と宿泊療養施設が開所しており、日赤のコロナ病棟も工事が終了していますので、飛騨全体では130床程度の患者さんの受け入れ余力がある(のかなぁ)のが、大きいですね。5月の時点だったら今頃すでに満床となってたはずですが、みんなで受け入れれば余裕があるというものです。
しかし、この流行状況では、肺がんの手術については、現時点ではなるべく絞らざるを得ません。これは、肺癌手術の周術期に感染した患者さんの死亡率が高いと報告されているためです。術後に退院してうちに帰ったら、家族が感染していて濃厚接触者になってしまうようなことも、起こりえると思います。
このため、ステージIの早期肺がんでは、できたら1か月程度は延期するようにしています。確定診断が、まだ得られていない患者さんでは、この限りではありませんが・・・。ステージII以上であれば、化学療法を行い、手術を延期していく方針としています。ただし、ケースバイケースですので、それぞれ患者さんの状況に応じて、手術を行っていくことも選択肢としています。すでに65歳以上の患者さんではワクチンの接種済みの方も多いのですが、まだ未接種の方の場合は、かなりリスクも高いため、入院時と手術直前にRT-PCR検査を行っています。
まだ、コロナベッドに余裕のある状況が続いていますが、一日10人以上の患者さんの発生が続けば、10日ほどで、自宅待機が発生する恐れがあります。自宅待機患者の発生については、避けたいものです。皆さんも「ご用心、ご用心(by 一休宗純)」です。
新型コロナワクチン 職員アンケートの結果
2021年06月18日

https://youtu.be/F95BweTxT5s
図書館の講演に使用する予定だったスライドから、新型コロナワクチンについての解説を動画としてYoutubeにアップしました。
初めのほうは、RNAワクチンについての技術的な解説を簡単に説明しますが、適当に飛ばしてみていただいても結構です。
新型コロナワクチンの接種後の副反応についての院内のアンケート結果を説明しています。
これからワクチンを受けるけど心配だという方、ぜひご覧になってください。
甚平と鼻水
2021年05月30日

家族が作った手作りのこども用の甚平を着せて、ウチの裏のお寺で写真撮ってみました。かわいいです。もし、気に入られた方いらっしゃったら、古川のまちづくり拠点nodeで販売中やと思います。浴衣もあります。ぜひお求めください。オンラインはこちらでも購入できます。https://minne.com/@ma3nette
さて、29日の飛騨3市1村と、医療機関の記者会見、みられました?
各病院の現状説明は、なかなか、踏み込んだ告白が聞けて、大変良かったのではないでしょうか。感極まって、声を詰まらせるさまは、ハラハラしましたが、なんとか無事に終わられたようで何よりです。
これみた、飛騨地方の医療関係者の皆さん、と久美愛関係者の皆さん、明日からまた、頑張りましょうね。
首町が一同に会して応援してくれてるわけですから。都会の大きな自治体では、普通こんなことしてくれませんから。われわれは、まだ恵まれてる方だと思います。
ちなみに上の写真を撮ったしばらく後に、この子は鼻水がでるようになりました。多分コロナではないと思います。まだ甚平で出かけるには涼しすぎですね、飛騨は。
もっと人間らしく!
2021年05月25日

写真は本文とは、いっさい関係ありません。
ごらんのとおり、猫ですし。
久美愛病院は明日から、通常の予定手術、紹介外来診療を再開します。これも、皆さんの協力により、新たな感染者が減ってきたおかげです。
ありがとうございます。
しかし、まだ、入院患者は20人近く入院しています。
当院では、先日も述べたとおり、内科医以外の医師も、新型コロナの診療に参加しています。残念ながら、小生はまだ割り当てられてません。画像読影業務などで、なんとか側方支援はしています。
新型コロナは、当院では中等症の患者がほぼ半数以上であり、高齢者も多いため、退院まで時間のかかる方や、病状が進行される方も多いです。
ご理解いただきたいのですが、内科医以外の主治医が担当されている方も多いのですが、全ての患者は、常に呼吸器内科医らと相談しつつ、治療が行われてます。病状に応じて、適宜治療を変更しております。
ご家族におかれては、なかなか退院できなかったり、病気が悪化したりと、ご心配をおかけしますが、みな、一生懸命治療にあたっています。
どうか、お願いですから非難の矛先を担当医に向けないでください。プロですから、引き受けた以上は、愛と責任を持って、みな治療にあたってます。しかし、プロであるとともに、人間です。プロフェッショナルとして、腹が立つことができない我々は、こころを痛めやすいです。いっぽう、患者さんの笑顔や、ご家族の言葉で奮い立つこともあります。
隣の総合病院は、ほとんどコロナ患者を受け入れてくれてません。そのため、我々はまだ、総力戦のさなかにあります。
どうかそれを察してください。患者さんも、我々スタッフもみな辛い思いを共有しているんです。
これから当地域の患者は減ってくるかも知れませんが、県内の他地域でも、戦いは続いています。
われわれの戦いの夜明けまであと少しかも知れません。
お互いに、より人間らしく!
総力戦に突入します!
2021年05月19日

飛騨の夜明け
この本は、久美愛病院の戦前のことはじめが記載された教典ですが、結核がかつて飛騨地域でも大流行していたことが、書かれてます。しかし、今回の第4波は、この記載を軽く上回るといえます。
飛騨の新型コロナは、一気に患者を増やしてきました。飛騨地域の感染者は、いずれ100人を超えると可能性があります。
そうすると、住民1500人に1人が、感染者だということになります。感染の可能性のある方はこの2,3倍にのぼると概算します。
ここからさらに学校、工場、施設などでクラスターが発生すれば、もう誰でもかかる可能性のある病気になります。
当院では、全ての医師が新型コロナ診療ができるよう、教育が始まります。通常診療も、一時的に縮小になります。
呼吸器外科では、周術期のコロナ感染は致命的となりかねませんので、大変申し訳ありませんが、一旦全てのオペを延期、中止しました。
院内への侵入リスクは、先週より結構、高いかもしれません。患者さんの安全のためですので、どうかご理解をお願いします。ただし、緊急性を要する手術では、リスクと利益のバランスで実施の可否を決定します。
また、呼吸器外科の外来も、可能な方には、なるべく電話診察を利用したいと思います。しかし、一時的な診療の縮小は、いつまでも続けられません。手術を要する患者さんの延期にも限界があります。
申し訳ありませんが、飛騨地域は、医療崩壊の前夜です。飛騨の夜明けは、まだ遠いのでしょうか。