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肺がんのオペした後の仕事に復帰できるか。
2020年10月10日

写真は池が原湿原に行った時のものです。
紅葉にはまだ早かったですが、ひとけもなく、静かで良かったです。
職場の同僚からは、飛騨では紅葉は、わざわざ見に行くもんではなく、来るものだとオペ中に言われて、納得した次第です。
http://www.haigan.gr.jp/journal/full/060040314.pdf
さて、表題について、私の先輩外科医が調査をされてくれました。
結論は、
1)胸腔鏡手術では、復職が早い。
2)術後の抗がん剤治療によっては、復職に時間がかかる。
ということでした。
今まで、抗がん剤治療で少し仕事休まれる方もいましたが、大体の方は仕事に戻られています。
抗がん剤治療に通院しながら仕事される方も多いんですが、副作用次第かなと思ってました。
術後にプラチナ製剤を使った抗がん剤治療を追加すると、職場復帰に2,3ヶ月かかると、この論文で患者さんに説明できるわけです。
患者さんに、治療についての見込みを話す際には、基本的にはこういう論文などの根拠に基づいて、お話しするようにはしてます。もちろん、はっきりした根拠がない場合は、自分の経験から印象をお話しするのですが。
経験のあまりない若い頃は、患者さんに話をしたりするのも、実に苦労した覚えがあります。もし、答えられなかったことが有れば、急いで調べたような気がします。
タグ :肺癌